Skip to content
トップ 園長コラム 保護者の方へ 『歯みがきを“できる・できない”より、習慣として身につける時期に』
2025.12.15

『歯みがきを“できる・できない”より、習慣として身につける時期に』

1〜2歳頃は「自分でやりたい!」という気持ちが強くなる反面、歯みがきを嫌がりやすい時期でもあります。
この時期に大切なのは、上手に磨けるかどうかよりも、歯みがきを“生活の流れの一部”として受け入れられるようになることです。

歯みがきは毎日の積み重ねなので、
まずは「短い時間でもできたね!」「頑張ったね!」と、
小さな成功体験を積み重ねることが習慣づくりにつながります。

無理に押さえつけたり、完璧に磨こうとすると、
「歯みがき=嫌なもの」という印象が残り、長く続くイヤイヤの原因にもなります。
できるだけ安心できる雰囲気の中で、楽しく終われる経験を増やすことがとても大切です。

ご家庭でも、
・食後やお風呂前など“毎日同じタイミング”で声をかける
・まずは数秒の歯ブラシでも十分と考える
・保護者の方の膝の上など“安心できる体勢”で仕上げ磨きをする
など、その子に合ったペースで少しずつ慣れていけると良いですね。

当園でも、子どもたちが歯磨きを楽しいと感じられるよう、
遊びの延長のような雰囲気を大切にしながら、花王による歯みがき習慣の講座や
日々保育の中での歌などに合わせて歯磨き習慣のサポートをしています。

最後に、歯みがきを特に嫌がるお子さん向けに、
遊びながら歯ブラシの動きをイメージできる補助アイテムもあります。
写真の「アンパンマン おやこでシャカシャカ♪(SEGA)」は、そのひとつです。
必ず必要なものではありませんが、ご家庭での導入のきっかけとして活用される方もいますので、参考までにご紹介します。

現在の画像に代替テキストがありません。ファイル名: IMG_2496-2.jpg