
寒さも少しずつ厳しくなり、冬の訪れを感じる頃となりました。今年もいよいよ残り1か月。2025年も最後まで子ども達と元気いっぱいに過ごしたいと思います。
さて、突然ですが、皆様はこの清水保育園の園名の由来をご存じでしょうか。清水の園名にどんな想いが込められているのか、統括園長先生にお尋ねしてみました!
Q1. 統括園長先生、清水保育園という園名の由来を教えてください!
清水保育園は、もともと福岡市が運営する公立のしみず保育所でした。市の施策により16年前に民営化される際にご縁を頂き、園名を漢字に改め、2010年に社会福祉法人凜の会 清水保育園として開園したという経緯があります。
もとのしみずというのは、近所にある清水天神社が由来となったという話を聞いたことがあります。清水天神社へは園の子ども達を連れてお散歩に行ったこともありますよ。
Q2. しみず保育所から清水保育園へ漢字表記に変更したのはなぜですか?
私にはとても大事にしている想いがあって、それは、留まることなく水が流れ続ける川のように、いつも清らかな心でありたいというものです。自分自身がそうでありたいと同時に、子ども達にもそんな大人になってほしいと思い続けています。
少し詳しくお話ししますね。
絶え間なく水が流れ続けると、それはやがて清らかな川となります。一所にとどまることなく次から次へと流れ続ける水は、過去にとらわれることなく常に新しいもの・新しい考えを取り入れながら変化するしなやかな心を表していると私は思っています。
そして、❝水に流す❞という言葉の通り、他者との過去のわだかまりや自らの心の中のマイナスの感情を洗い流し、忘れる、許す。
清らかに流れる水はそのような心を象徴するものでもあり、いつも私に、そして子ども達に、新しい自分に生まれ変わる力を与えてくれるものだと信じています。
何事もとどまってはダメです。
とどまると、そこは濁ってしまいます。
この世は全て循環
命も循環
身体の中に流れる血液も循環
季節も時間も全て循環
私は、この循環とは清く流れる水と同じ事だと思っています。清水という漢字の持つ意味が私はとても大好きです。
立腰の心は きれいな心
その心は 清く流れる水のように
とどまることなく 循環しています